とにかく仕事が好き。
今日も精一杯患者さんと向き合います。

　父親も祖父も歯科医師という環境に育ち、子どもの頃は医院が遊び場でした。ですが、大学で進路を考えたとき、反発心のようなものから実は歯科医師になろうとは思わなかったのです。高校卒業後はダラダラと３年間浪人して いたのですが、これではダメだと思い一年ほど仕事（新聞配達、佐川急便など）をしました。そこで人に指示されるのではなく、すべて自分の責任で仕事をする歯科医師という職業の素晴らしさにあらためて気づきました。再度1年間の浪人の末、歯科大学へ進学しました。
　卒業後、父のもとで修業を始めて一年半後に父が倒れ、半年後に他界。まだまだ父から学びたいことがたくさんありました。経験のない私は、それから数年間が週末のたびに、いろんな研修会に参加し、歯科医師としての技術と知識を得ようと必死に頑張ってきました。今思えば、父が早く亡くなったことで、歯科医師として大きく成長できたと思います。
　私は職人気質といいますか、歯科医師という職業に誇りを持ち、何より仕事が 好きです。だから週明けの月曜日が大好きです。
　私にとって患者さんは家族です。心も身体も健康でいてほしい。治療を通じて、みなさんの心に寄り添える存在でありたい。あるとき、患者さんから「今までの歯医者さんで一番楽しかった！」と言っていただいたことがありました。私にとって何よりの喜びであり、そんな“家族”が一人でも増えたら幸いです。

院長　吉永 篤史　(よしなが　あつし）